監督の資質 ::CS3戦目::
結果論になってしまいますが、9回からの藤川投入は、明らかに失敗でした。
藤川は、最後をしめることを託されたピッチャーです。同点で投入されたということは、最高12回まで投げなければならない、ということです。となると、スタミナを考えながら投げざるをえません。
そうでなく、監督から、「10回までで良いから完璧に抑えてくれ」と、言われたとしても、「じゃあ、自分のあと、誰が投げるの?」という疑問を抱きながらなげなければならないでしょう。
どちらにしたって、いつもの藤川の投球は期待出来ないのです。どんなに抑えなければならない場面であろうとも、最後のシメ以外で、ストッパーは投入してはいけないのです。この原則を守らず岩瀬を投入して負けてしまったのが北京五輪だったのですが、岡田監督は、そこから何も得られなかったようです。(あの時は、上原が抑えの役割でしたが。まあ、そもそも長い間、抑えをやってきた岩瀬に中継ぎをやらせることが間違いでしたね。)
巨人のミラクルのお膳立ての理由は、この采配に象徴されるように岡田監督の選手に対して100%の力を出してあげる体制が出来なかったことにあると思っています。負けたときにマスコミにこぼす岡田監督の自選手に対する批判もしかりです。現インテルのモウリーニョ監督は、口が良いほうではなく、試合に負ければ、審判の批判、相手監督の批判は止まりませんが、決してマスコミに対して自選手の批判はしません。これを行うと信頼関係にヒビが入るためです。言えば、マスコミも面白おかしく書き立てることも分かっていますしね。
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今日の試合のように、試合がギリギリになればギリギリになるほど監督の資質の差が現れてきます、今、野球界では、来年の野球監督を誰にするべきか、ということで盛り上がっていますが、その答えは、やっぱり今のCSなり日本シリーズでの采配を見ていれば、会議などしなくても見えてくるのではないかな、と思っています。
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個人的な要望を言えば、王監督が引き受けてくれる、というのであれば、それに越したことはありませんが、そうでなければ、原監督しかいないと思っています。星野監督は、現役、監督、共に期せずして「アンチ巨人」として戦っており、ある意味負けが許される立場でしか戦ってこなかったため、北京五輪で負けるということの重みを感じていなかったわけではないんでしょうが、敗戦の弁の軽さや、その後のボロ叩きに対して逆切れするなどを見ていると、やっぱり少し感じたり無かったのではないかな、と考えています(野村監督は、多分、やりたくてしょうがないのでしょうが、そういうことを分かっていて「王監督がいい」「自分はやらない」と言っているフシがあります。)。WBCという大会に対して、疑問を持つ声もあるとは思いますが、それでも優勝すればマスコミや世論はハッピーになれるし、負ければボロクソに叩かれるのは間違いありません。その覚悟は、巨人の監督をしたことのある人しか分からないと思っています。
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