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2009年1月 9日 (金)

ソニーがあえてPCを作るために足りないモノ ::VAIO type P::

VAIO type P

このモデルのスペックをみて、メモリを2G積んでいるとはいえ、殆どの方が「WindowsXPならばなあ」って思うでしょう。DellのInspiron Mini 12では同じくMenlowを採用しているにも関わらず、WindowsXPのプリインストールマシンを販売しているだけに尚更です。日本人がソニーの製品に求めることって、どの視点から見てもコレしかない、っていうことなのですが、この製品もOSにVistaを採用してしまったことで、ネットブックの選択肢が増えただけになってしまっているように思えます。

この製品がネットブックとして抜けた存在になる方法としては、安易にXP採用するというのもあるのですが、これでは、Dellとやっていることが変わらないので、もう一歩リードするために、下記のようなことまで踏み込んで欲しかったですね。

1. VISTAがサクサク動くようGPU強化Atomチップセットを使う。
現状そんなもの無いですが、nvidiaなどにグラフィック強化したAtom用チップセットを作ってもらったりとか、自社で専用チップセットを作ったりとかを行って欲しかったですね。
もちろんそんなことすれば、Intelが物凄く嫌がるわけですが、ネットブックを足がかりに今まで基盤屋だったASUSやMSIがメーカーとして独り立ちしようとしている現在、これまでと同様に、Intelの言いなりにしかPCを作れないようであれば、どうやったってコスト的に勝てなくなってしまうわけですし、そろそろ思い切った判断が必要かな、と思います。

2. 専用Linuxを採用
このPCをAtomを採用した軽量PCという位置づけであれば、Windowsを採用する必要があると思いますが、「インターネット上のコンテンツを楽しめる新たなコンピュータ」という位置づけとしてこれを作ったのであれば、Linuxを採用しても良かったのかな、と思います。現状、日本でインターネットコンテンツを楽しむには、IEとWMPがほぼ必須であり(YouTubeニコニコ動画だけで言いのであれば、この限りではないですが)、これの互換ソフトを作ろうにも、DRM周りでMSの特許に引っかかりかねないわけで、非常にハードルが高いのですが、これ位しないと、やっぱり台湾メーカーとどっこいどっこいのモノしか作れないので、そろそろ挑む時期に来ているのではないかな、と思います。

今、ソニーがAppleから真似るべきなのは、事前プロモで封筒使ってみたり、type Pをジーンズのポケットに入れてみたり、というようなイメージ戦略ではなく、Wintelに真っ向から挑むという姿勢なのではないでしょうか?

***

となんだかんだ書いてみましたが、WindowsXPモデルが出たら、買ってしまう予定です。

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<<1/11追記>>

色々記事を見ていると、type Pには、インスタントモードという名前で、専用Linuxも搭載されているようですね。コレに力入れて、MacのBootCampのようにWindowsは自己責任でインストールしてください(もちろん、XPドライバ用意)という方が、より攻撃的で面白い製品が出来たと思うんですけどねえ。後継機やマイナーバージョンアップに期待したいですね。

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