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2012年3月 5日 (月)

主観と客観 :: ビラス・ボアス解任 ::

チェルシーが“モウリーニョ2世”ビラス・ボアス監督の解任を発表

昨年のシーズンオフ、ポストグアルディオラ、モウリーニョとして、非常に高い評価を誇ったビラス・ボアスが、成績不振を理由に解任されました。

ビラス・ボアスは、ずっとモウリーニョという有能な指導者の片腕として辣腕を振る舞い、そしてポルトでELで大旋風を起こし、その後、チェルシーに移籍、という経歴から、今回の記事のように、「モウリーニョ2世」の名前が付きまとっていました。

しかし、これまでの言動を見ていると、どうもその肩書きを、非常に嫌っているようでした。そして、これを早く払拭したい、というあせりが、少し垣間見え、チェルシー赴任は時期尚早かな、と感じていましたが、やっぱり、という結果となってしまいました。

一昨年から昨年にかけて、ポルトは大旋風を起こしましたが、それはELの話。やっぱりCLで自分の監督としての経験を積むべきだったように感じます。特に、フォルカオが抜けた穴を、どう埋めながら戦い抜くか?、という大きな難題があっただけに尚更です。

今回のビラス・ボアスの挑戦は、ハタから見ていると、かなり無謀な挑戦であることは、多くのサッカーファンからすれば見えていたと思います。チェフ、テリー、ランパード、ドログバという5年以上前のモウリーニョ時代当初からの中心メンバーが未だに欠くことのできない中心メンバーなわけですから。

それが、いざ自分のこととなると、途端に分からなくなってしまうものなんですよね。

ビラス・ボアスの中には、

  • モウリーニョよりワンステップ早く(CL優勝という経験なく)、3大リーグで成功を収める
  • モウリーニョが成し遂げられなかったチェルシーでCL優勝を収める

この2つが叶えば、もう2度とモウリーニョ2世なんて呼ばれないだろう、っていう、算段があったはずです。「モウリーニョ2世」がコンプレックスであったのであれば、この野望をヨコシマと呼ぶには、少し酷な気もします。ただ、結局、この野望が今回の失敗の最大の原因だったように思えます。

どんなに優秀な人物でも、本質とは異なる主観を挟むと、やっぱり失敗してしまう、という良い教訓になりました。

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ビラス・ボアスには、再度奮起してもらいたいですね。どこかビッグクラブに所属してもらって、元Jリーガーのフッキ(ウルク)を世界的なスターに引っ張り上げていってもらうことを期待してます。

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