デジタル家電・ユビキタス

2019年9月21日 (土)

今、買うiPhoneが無い... :: iPhone11発売 ::

「iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max」は何が変わった? XR/XS/XS Maxとの比較まとめ

iPhone11シリーズが発売され、店頭で触れるようになったため、Apple Storeに行って、iPhone11, iPhone11 Proを触ってきました。iPhone Proは、外観上はiPhoneXSに3眼カメラが追加されただけと思いきや、実は、少し大きく、重くなっていました。これのおかげで、

  • カメラの出っ張りが目立たなくなった。
  • バッテリーが持つようになった。

とメリットがない訳ではないんですが、

  • ますます片手で扱いにくくなった。

と、一番、自分がスマホに求めるポイントが損なわれてしまっていました...

もう、Appleは、iPhoneを片手で扱うものとは考えていないんでしょうね。今回のiPhoneのネーミングにもそれは表れていて、昨年のラインナップでは、

  • iPhone XS: 主力機
  • iPhone XR: 廉価版

でしたが、今回のiPhone11では、

  • iPhone11: 主力機
  • iPhone Pro: 高級機

と、iPhone11Proよりさらに大きいiPhone11をメインに据えてきましたからね。iPhoneXSが高すぎて売れなかったための路線変更なんでしょうが、戦略が売り上げに左右されすぎですね。


iPhone Proが分厚くなってしまったおかげで、人に進められるiPhoneが無くなってしまいました。ほとんどの日本人にとっては、iPhone8が最も扱いやすいとは思うんですが、進化が鈍化しているとはいえ、それでも2年前のスマホを人には勧めにくいですしね。多分、一年以内に、iPhone8の形状をしたiPhoneSE2が出るんじゃないかなあ、と推測しているので、iPhoneの購入を考えている人は、少し様子見することをオススメします。

2019年9月14日 (土)

VAIO SX12 購入

手持ちのMac Book Air(2011 11inch)がOS更新にも対応してくれなくなってしまったため、新しいモバイルノートPCの購入を検討していました。

で、結論から先に書くと、VAIO SX12を購入しました。その経緯を書いていきます。


順当にいけば、現行のMacBookAirになるんですが、

  • USBポートが全部TypeC
  • そのUSBポートも2個しかなく、片側にしかなく、しかも、一つを電源供給に利用してしまうと、1つしか使えない。
  • 重さが1k越え
  • りんごが光らない

と、引っかかるポイントが多々あり、見送ることにしました。

MacBookの復活を待つことも考えたんですが、Appleの今の方針は、軽いモバイルノートが欲しければ、iPad Proにキーボードケースをつけろ、って方針っぽく、もう出ることは当分ないだろうと予想し(出たところで、結局、重さ以外のポイントが引っかかるんですが)、AppleのノートPCの購入は見送ることにしました。

で、Windows PCの購入を検討することにしました。まずは、DellやHP、ThinkPadなど、海外系のノートPCを検討してみたんですが、そこそこ質の良いモバイルPCって、どれも大体、1kg超えてました。「MacBookAirが1.1kgなんだからそれ位でいいんじゃない?」、っていう思考停止で設計している感じですね。まあ、1kgを切るノートPCの需要は、車でなく、徒歩、自転車、電車交通が主流の日本市場だけの要求なのかもしれません。それでも、Pokemon Goを楽しんでいる身としては、モバイルPCを持っている時でも歩き回りたく、1kg切りの条件はマストだったので、海外系のノートPCも見送りました。

ということで、国内系のノートPCを探し始めるのですが、ここまで色々検討して海外系の選択を排除してきたのであれば、もう純日本製のPCを購入したいなあ、と思い始めまして、そうなると、もうVAIOかLet's Noteに絞られてしまいました。

Let's Noteは、

  • 仕事でずっと使っているので、プライベートでは別のにしたい
  • どう見ても、個人消費者を相手にする気のない価格設定

が引っかかり、選択肢から外れまして、残ったのがVAIOとなりました。

と、消去法で選ばれたVAIOですが、SONYから別会社になったのがいい方向に向かって、価値のあるPCを作り続けているなあ、と考えています。VAIOといえば、使えそうもないSony純正のソフトが無駄にゴテゴテ付いているもの、でしたが、そういうものが、一切、無くなりましたからね。購入検討の際、店員さんも「もうSony製のソフトは入っていません」って説明してくれたので、ここが引っかかっている人、結構、多くいるんだろうなあ、と察しました。Mac Book Airで気にしたポイントも全部クリアしており(りんごは光りませんが)、Apple等との差別化も意識してか、有線ポートが多く、かつ両側にUSBがある、というのもポイントが高いです。最近のPC、ここもAppleに右へならえで、USBポートが少ないPCも最近多いんですよね。

価格も増税前ということで、諸々値引きサービスもあり(それも日本メーカーならではですね)、大体同じSPECのMacBookAirと同じくらいの価格だったので、購入することにしました。


届くのは、再来週です。今から楽しみです。


'19/9/18追記

Lenovo、Microsoft、Dell、VAIOに聞く「ライバル製品、どう思います?」:ガジェットメーカーさんいらっしゃい!

ちょうど、今回の自分の投稿は、上記の記事のカウンターになるものでしたね。

1kgを切るって部分では、Surface Pro6も選択肢に入ってくるので、これにも少し言及します。

  • タブレットは、iPad Airを持っているので間に合っている。
  • ITmediaの記事にもあるようにキックスタンドって、日本の電車文化、狭い家事情に馴染まない。

と点が引っ掛かったため、購入候補から外れました。

2019年9月 1日 (日)

M5StackでBLE MIDI2

ソースを整理し、色々変更しやすくしたものをアップしておきます。

ダウンロード - imu_ble_midi_sample3.ino.zip

上記のサンプルでは、X軸を傾けるとCC74が、Y軸を傾けるとCC71が変わるサンプルです。また傾き角度も前回のは、+90~-90°で値が変わるものでしたが、+45~-45°に変えました。前回のだと、Xの値をMaxにすると、Yの値が64に固定になってしまって、コントローラとして、どうしようもなかったので。

また、GPIO35に0~3.3Vの電圧を入れるとCC74が0~127が、GPIO36に0~3.3Vの電圧を入れるとCC71が0~127が出力されるサンプルも置いておきます。

ダウンロード - volume_ble_midi_sample2.ino.zip

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上記のデモですが、iPhoneのフリーソフトで遊ぶには、KORG Gadget LeのDublinがオススメです。CC74がCutoff, CC71がPeakに対応しています。

ただ、KORGのiPhoneアプリの各パラメータの解像度って0~1000で、MIDI標準の0~127で値を変更させると結構デジタル感出てしまうんですよね。このデバイスに限った話では無さそうなので、MIDI2.0の早急の規格化に期待ですかね...

2017年11月 7日 (火)

通信半導体の買収の歴史(1) Qualcomm社

Broadcom、11兆円でQualcommの買収を検討か。Bloomberg報道

とんでもない買収の話が出てきました。ということで、これを記念して(?)、両者のこれまでの歴史を超簡単に振り返ってみます。今日はQualcomm社です。

Qualcomm社

本業

携帯の2.5、3Gの時代に、日本ではau, アメリカではVerizonという2ndキャリアの通信方式、cdmaOne、CDMA2000向けの通信ICを独占供給し、大きくなった会社。

Airgo社 / RFMD社

2QUALCOMM社,Airgo Networks社とRF Micro Devices社のBluetooth関連資産を買収

2006年にWLANとBluetoothの会社を買収します。まだ、スマートフォン夜明け前でしたが、将来、携帯に無線LANとBluetoothは必須になると見越した買収でした。(当時、欧米では、既にBluetoothはヘッドセットで必須となっていました。)

Atheros社

Qualcomm、無線チップメーカーのAtherosを31億ドルで買収

2011年、Airgo買収当時よりずっと大きな会社となっていたQualcommは、WLANアクセスポイント向けで大きなシェアを持つAtheros社を買収します。これでWLAN周りは盤石なものとなりました。

Wilocity社

QualcommがWilocityを買収。Snapdragon 810 で 60GHz帯WiFi 802.11ad対応

2014年、ミリ波を用いた高速無線技術IEEE802.11ad(WiGig)を開発していたWilocity社を買収します。市場に出ているWiGig製品は、ほぼQualcomm社の製品です。

CSR社

クアルコム、英国のチップメーカーCSRを25億ドルで買収へ

2000年台にBluetoothの市場を大きく引っ張ってきたCSR社も、多機能ワンチップ化の流れに乗れず、同じく2014年、Qualcomm社に買収されてしまいました。なお、高音質の「apt-X」を開発したのも、このCSRです。これでBluetooth周りも盤石となりました。

NXP社

クアルコムがNXPを約5兆円で買収へ

Qualcommに買収される前年の2015年、元Motoloraの半導体部門、Freescale社を買収したのですが、2016年、その合併が落ち着く前に、NXP社は、Qualcomm社に買収されてしまいます。この買収の意図は、車載市場向けCPUやIoT向けに期待されるMPU等の小型マイコンの技術が欲しかったからと言われています。

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携帯向けには、CPU(Snapdragon)に携帯向けからWLAN、BluetoothにWiGigまで網羅するRFチップラインナップ、さらに、必要な高周波部品(今回省略しましたが、これも買収を重ねました。)まで、ほぼ全て自前で準備でき、更には車、IoT向けまで、ラインナップを揃えたQualcommですが、何が起きているんですかねえ???

上記記事のようにAppleの訴訟の問題に加えて、一番の成長市場である中国向け携帯向けでMediaTek、High Sillicon(Huawaiiの半導体会社)にシェア争いでリードされてしまっている、など、ビジネスでの苦戦は、色々、話題には上がってはいましたが...

2016年7月18日 (月)

Pokemon GOの未来 :: Tango Project ::

海外で先行公開されたPokemon GOが、想像を超えたブームとなっています。Pokemon Goの世界は、アニメ「電脳コイル」で描かれていた世界感の一歩手前で、このアニメを見たときから、「この世界が現実に来たらこんな事件が起きるだろうなあ」、と想像していたことが、もう世界で頻発しています。ただ、海外は、大体トラブっているのは、若くても高校生位です。若年層のスマホ普及率が高い日本では、海外以上にトラブルが起きることが頻出することが、火を見るより明らかです。これだけ話題になってしまうと、リリース直ぐに小・中学性は、挙って始めるでしょうし。任天堂として社会的責任をどうするか?、の落とし所が、中々、見つからないから、というのが、日本でのリリースが遅れている原因でしょう。

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道徳的な話はさておき、エンジニアリング的に興味深いのは、今年の9月に、このゲームをもうワンランク面白くするであろうデバイスが、Lenovoから控えていることです。

Lenovo Phab2 Pro

このファブレットは、GoogleのTangoというProjectに対応した世界初のデバイスです。複数の特殊なカメラを搭載することで、カメラに映ったモノを3次元で取り込み、かつ実際のサイズを認識できる、というものです。

要は、今のスマホを使う限りはPokemon Goはモンスター画面上に写っているだけですが、このデバイスによって、あたかもそこにいるかのような演出ができる可能性があるということです。

Pokémon GO and Google Tango would be a match made in heaven(英文)

TangoとPokemon GOがうまくハマれば、次は、いよいよ、Google GlassにTangoとPokemon GOで、電脳コイルの世界そのものになっていくでしょう。

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ただ、個人的には、Google GlassにTangoが乗るなら、新たにできると言われるUSJ横の任天堂ランドで、マリカーARやリアルSplatoonがやりたいですね。

2015年1月 8日 (木)

Arminのジェスチャライティングコントロールの秘密 :: Armin vs Myo::

ElectroXで、Arminが腕を動かすと、ライティングだったり、VJの動きが追従して変わっていく、というパフォーマンスを行っていました。調べたところ、下記の製品を使っていることが判明しました。

Myp Armband@youtube
Armin@Myo

久しぶりのイベントで、もうこういうの当たり前にできる時代が来たのかと思ってましたが、超最新鋭のコントローラーだったみたいですね。

この手のコントローラ、一発芸的なものがほとんどで、中々、実用に至らないものが多いですが、Myoのデモという形ではなく、世界で5本の指には入るであろう集客力を誇るDJのVJとして、当たり前のように使われ、これまで見たことのないパフォーマンスが実現できた、というところに、大きな価値がありますね。

プレオーダーで$199。安くもないですが、べらぼうに高いわけでもないですね。久しぶりに欲しいと思えるガジェットが見つかりました。

今後、至るところでこれが使われたパフォーマンスが見られそうですね。EDM系ダブステップでは、入り組んだモジュレーションの音がよく使われていますし、新たな流行りの音も生まれるかもしれません。

2014年9月15日 (月)

スマートフォンとは? :: iPhone6 ::

iPhone6/6plus

今週、iPhone6/6plusの発表が行われ、リーク通り、4.7inch/5.5inchの大型化となりました。

Galaxy, 旧製品とのサイズの比較をしてみると、

iPhone4s: 115.2x58.66x9.3mm
iPhone5s: 123.8x58.6x7.6mm
iPhone6: 138.1x67x6.9mm

Galaxy S4: 137x70x8mm
Galaxy S5: 142x73x8.3mm

iPhone6plus: 158.1x77.8x7.1mm

GalaxyNote3: 151.2x79.2x8.3mm

明らかにiPhone6は、GalaxySら、5inch弱のディスプレイを搭載したAndroid, iPhone6plusは、GalaxyNoteら、いわゆる「ファブレット」を意識したサイズと言えるでしょう。

新規市場、特に新興国市場を考えたとき、大型化は必然の一手となります。世界的に見て、スマートフォンもタブレットも買うことが出来る裕福な層は限られてます。従って、タブレット的な使い方も出来る大型画面スマートフォンは、携帯電話だけが唯一手に出来る電子機器という新興国の方々や、中高生、学生にとっては、マストの条件の一つになりうるからです。

ただ、このサイズアップにより、これまでiPhoneで行えていた片手で操作するスタイルは、事実上不可能になりました。

最初のiPhoneが発表されたとき、スティーブ・ジョブスは、そのとき栄華を誇っていたNokia、Blackberryのqwertキーボード付きの携帯電話を、「あんな不細工なもの、スマートとは呼べない」とケチョンケチョンに貶した訳ですが、片手で扱えないiPhone6も、正直、ちょっとスマートとは呼びがたいモノになってしまったように感じます。

マーケットを考えたとき、今回の大型化は正解なのでしょうし、売り上げも過去最高になるでしょう。しかし、市場やユーザーの声など考えず、純粋にスマートを追い求めた姿勢こそがAppleの本質だっただけに、徐々に会社としてアイデンティティの崩壊が進んでいる、という印象です。

2014年6月 4日 (水)

市場の要求とユーザーの要求 :: iOS8発表 ::

本日、iOS8の概要が発表されました。

Appleが「iOS 8」を発表――iOS 7からココが変わった

画面上から確認できる情報量が増えてきており、諸々のウワサ通り、次のiPhoneは画面の大型化の布石と言えるでしょう。また、ヘルスケアに対応したり、ネット家電、いわゆるIoTに対応したりと、次世代のトレンドを取り込んできた、という印象です。兎にも角にも、市場の要求に従順に従ったバージョンアップと言えるでしょう。

が、この市場の要求というのは、概して当たりません。

なぜなら市場の要求は、ユーザーの要求ではないからです。市場の要求とは、実際に使う人間が要求している機能では決してなく、小売りだったり、マスコミだったりが、分かりやすく買い手に説明出来る機能を要求しているだけで、その声は、極めて無責任で、お金を落とす訳でもありません。

Appleは、これまで、市場の声を殆ど無視してきました。もし市場の声を聞いてiPhoneを作っていたら、決して今のようなタッチパネルの製品という選択肢にはならず、qwertキーボードの付いたものになったでしょう。

とはいえ、そもそもWWDCは、プログラマのイベントであり、今回の発表がイマイチユーザー向けでないのは当然といえば当然ではあります。これらの機能を使ったAppleの回答は8~9月頃に発表されるはずです。画面の大型化、Appleが提供するヘルスケア、ウェアラブル、これらがファッションアイテムとしてならまだしも、日常品として欲しいとは、現状、感じません。それらをひっくり返してくれるような発表を期待したいものです。

2013年6月10日 (月)

文化の違いとビジネス :: Square ::

Square

アメリカ留学中にこれを初めて見たとき、かなり衝撃を受けました(実際、これを使って支払いをしたこともあります。)。タッチパネル上でサイン、電話回線でクレジットカード会社と決済確認、とスマートフォン機能をフルに活用している一方、iPhoneでもAndroidでも使えるようインターフェイスに音声ジャックを使うという最新技術に拘らず、使い勝手で技術を選ぶセンスの良さに惚れ惚れしました。

そのSquareが、いよいよ日本に上陸したわけですが、残念ながらそんなに流行らないと予想されます。

それは、アメリカほど日本はクレジットカード決済が支払いの主流では無いからです。

留学する前から、アメリカはクレジットカード社会であることは知っているつもりでした。しかし、留学した当初は現金生活を続けるつもりだったのですが、3日も生活すると、メチャクチャ不便で、直ぐクレジットカード生活に切り替えました。

USドルは1, 5, 10, 25, 50, 100セントが硬貨で、1, 2, 5, 10, 20, 50, 100ドルが紙幣なんですが、50セント、100セント(=1ドル)硬貨は余り出回っていないため、事実上の最大金額の硬貨が25セントです。そのため、ちょっと買い物で100ドルを出せば、ありとあらゆる紙幣が返って来るんですが、これが財布をかさ張らせ、厄介で仕方がありませんでした。また、25セントと5セントが財布の中でパッと見、見分けづらかったり、25セントを活用して端数計算することが至難の業だったり、そして後から知ったのですが、アメリカではセキュリティのため、持ち歩く紙幣は20ドルまでにすべき、という暗黙のルールがあったり(なので、100ドル出すと、メチャクチャ怪しまれる。)など、とにかく硬貨、紙幣で生活するには不便で仕方の無い社会となっており、とても現金生活を続ける気にはなりませんでした。

アメリカに比べると、日本はまだまだ現金社会です。日本が現金生活を続けられる要因の一つに、セキュリティの高さが上げられるでしょう。アメリカのガソリンスタンドは、基本的にクレジットカードを持っていないと決済出来ない仕組みになってます。これは、日本みたいにガソリンスタンドに直接現金を入れられるような仕組みだと、たちまち販売機を壊されて、現金を奪われてしまうからでしょう。また、奪われるから危ないという理由で、100ドルとほぼ同じ価値のある1万円札を持ち歩かない、なんて人も、日本で聞いたことありません。先述した5セントと25セントを簡単に見分けられなかった経験から、5円、50円の真ん中に穴が開いていることも現金生活を無理無く行える大きな要因でしょう。これによって、端数の支払いを簡単に行うことができます。

国際ビジネスを進めるには、相手の文化を知らなければならない、といういうことを、改めて感じます。

日本でSquareを発展させるには、NFCによるスマホ同士の接触による支払いとかが、まだ現実的かな、と思う一方で、まだまだiPhoneの強い日本でビジネスになるのか?、というと、厳しい気もしますね。日本でNFC決済がここまで広がった背景にsuicaの普及が挙げられますが、車社会のアメリカで、suicaの便利さは全く伝わらない訳で…。文化の違いの吸収は、中々、難しいですね。

2012年11月 7日 (水)

アメリカで感じる日本メーカーの戦略の無さ :: Q3決算報告 ::

「日の丸電機」止まらぬ“出血” パナソニックとシャープは巨額損失

エコポイントとサブプライムバブルに浮かれて、何の工夫もない大きなテレビばっかり作っている日本メーカーは、いつかモノ売れない時期が来るだろうな、と3,4年前から感じていましたが、いよいよそのタイミングが来てしまったようです。

モノづくりに、イマイチ、イノベーションが無い事は、間違いありません。が、韓国メーカーにそれがあるかというと、日本メーカーと似たり寄ったりです。韓国メーカーと比較すると、必ず話にあがるのが外貨です。この円高じゃ、ウォン安で格安になっている韓国製品に、海外で太刀打ち出来る訳が無い、というのも、確かです。が、アメリカ生活の中で、また別のことがあることに気づきました。

テレビで、ソニー、パナソニック、シャープのCMを全然見かけないのです。サムスンやLGは頻繁にかかっているにも関わらず、です。また、野球場やアメフト場に行ったときにも、サムスンやLGの看板は見かけたのですが、日本のメーカーのものはありませんでした。

これでは、北米市場で、サムスン、LGに勝てる訳ありません。そもそも、広告戦略で韓国に遅れをとっている、という事自体、かなり間抜けな話です。というのも、先述した通り、韓国はウォン安で苦しんでいるので、アメリカへの広告費捻出は、日本企業に比べて厳しいはずだからです。日本メーカーは、近年、確かに売り上げが上がらず苦しんで来た一方で、今回の信じられない大赤字でも、潰れないことからも分かる様に、お金が無かった訳でもないんです。円高は確かに売る事を考えると大きな痛手です。が、プラスに働く海外向け広告戦略を上手に行わずに「円高が」というのは、芸が無いです。

「モノを売るには営業を頑張る」という、商売の基本中の基本に振り返って、広告戦略を海外でもう少し頑張るだけでも、もう少しマシな決算にすることが出来るのではないでしょうか?

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